白塗りの裏側

ヴィジュアル系バンドのボーカルと嘘をついて、平成29年4月26日まで嘘を書いてました

第68回 「納涼船」

先日、バイト先の人たちと東京湾納涼船に行ってきた

納涼船に乗って東京湾をぐるっと巡り、乗船中はお酒が飲み放題、船内にはDJブースがあったりしてちょっとしたクラブのようになっている

 

私は今回で2回目、前回は調子に乗って飲み過ぎ、2軒目に行った新橋の居酒屋のトイレで居眠りをこいてしまった

一段上がるタイプの和式トイレでその段差に腰掛け居眠りをこいていた、潔癖症が聞いて呆れる

いつまで経っても私が帰ってこないので心配したバイト先の店長が、居酒屋の店員さんに頼んでマスターキーを使ってトイレを開けようとした瞬間に私が出てきたらしい

マスターキーで開けたトイレの中で私が居眠りをこいている、こんな恥ずかしい話はない、絶対に孫の代まで語り継がれる

 

だから今年は綺麗に飲もうと決めていた

 

乗船中は飲み放題だが食べ放題ではない、金券を買って交換するという花やしきシステムなので、もったいないからと乗船前におそばを食べることに

去年はここでお腹減ってないからとバイト先の人と並盛のざるそばをシェアするという、財布には優しいが体には悪い行動をとってしまったのでひどい目に遭った

だから今年はちゃんと1人前食べる

悩みに悩んで生姜たっぷりの薬味そば、こんなときばっかり健康を気にするな気持ち悪い

 

そばを食べ、乗船前に1本缶ビールを空けて、ああだこうだしていたらあっという間に出航の時間

何百人という人がぞろぞろと乗り込んでいく、非日常を感じてしまったのか「よくこんなに人が乗っても沈まないよなあ」とアホみたいなことを呟いてしまった、あのときの私は船をエレベーターか何かと勘違いしていたようで非常に恥ずかしい、周りの人たちの耳に入っていないことを祈る

 

いよいよ出航

東京湾から見える夜景と潮風が心地よくて、嫌なことなんて本当に忘れてしまう

終始口を開けたまま、「いやたまんねぇなあ」と東京の夜空を見上げていた、本当に田舎もんの悪いとこが全部出ている

乗っている人のほとんどが若くみんな浴衣を着ていて、女の子なんて特に2割増しに可愛く見えた、ただそうでもない女の子の浴衣姿ほど悪目立ちするものはない、なぜストッパーを連れてこない

 

男2女1のグループが私たちの近くにいた、学生丸出しの私服の男と浴衣の男、そして浴衣の女

しばらく見ていると、私服の男は浴衣の女に完全にほの字だということが分かった

懸命に話を盛り上げたり、飲み物を取ってきたり、しかし浴衣の女はつれない素振り

勇気を出して、私服の男はちょっと強めに浴衣の女にツッコミを入れ距離を詰めようとしたが、スベって失敗に終わった

ていうか浴衣を着ていない時点でもうお前ではない、残念だけど浴衣の男が全部持って行く、人生とはそういうものです

 

私もちょっとロマンスを期待したが、そんなものは一切なかった

苦し紛れに船内をウロチョロしたり、喫煙所で独りたばこを吸ったりしてみたが、何の音沙汰もない、デッキへと戻る後姿が非常に寂しく見えたと思う

ただデッキの手すりに寄りかかって夜景を眺めていたら、隣に女の子のグループがやってきて近い距離で夜景を眺め始めた

お酒も入っていて、夜景なんて頭に入ってこず、「いやもう肩当たってますやん」と童貞みたいな思考になっている

小声で「(夜景が)たまんねぇなあ」と仕掛けてみた、特に反応はない

すると向こうが独り言のように「あれ、UFOじゃない?」と呟いた、これは完全に仕掛けてきている(と思う)

しかし最後の一撃が撃てない私は聞こえないフリをしてしまった

「UFOなんているわけないじゃない」、なぜこの一言が言えなかったのか、このクソ童貞野郎が

東京の夜景が私のことを笑っているようにキラキラしていた

 

気づいたらハイペースでビールを飲んでいた

結局、2軒目に行った有楽町の居酒屋でふぬけになってしまい、注文したアセロラサワーも飲みきれず、バイト先の人に飲んでもらう始末

 

今年も綺麗に飲めなかった、綺麗だったのは東京湾の夜景だけ

第67回 「厳禁」

バイト先のスーパーで、auとのコラボキャンペーンなるものが行われていた

普段はauショップで働いているであろうスタッフの女性が2人、普段は何をしているんだか分からない、入り口でボードを持ちひたすらに客引きをするコンパニオンの女性が1人

アンケートに答えるだけで人参、じゃが芋、玉ねぎをプレゼントするという、これはもうルーを買うしかない

私はドコモユーザーなので無視してきたが、客引きのコンパニオンの女性は無視できなかった

 

スタッフの女性2人もキレイ目ではあったのだが、客引きのコンパニオンの女性はさらに頭一つ抜けていた

出来損ないのノースリーブにau色のホットパンツ、お腹に力を入れないと出せないような柔らかい声で男たちを誘い、謎のアンケートをさせる

どうしてもレジ打ちをしている人や品出ししている人と比べてしまい、「このスーパーで働いてる女性が束になってもかなわねえな」とちょっと切ない気持ちになった

 

たまたま休憩室でそのコンパニオンと一緒になり、今日イチの距離で改めてお顔を拝見したら、髪型とも相まってPerfuneの「のっち」みたいだった

休憩室には「のっち」の他にご飯を食べながらタブレットでツムツムをやってる人、2Lのアクエリアスを飲みながら「目、悪くなるよ」と言いたくなってしまうくらいの距離でガラケーをいじっている人がいて、その光景はまさに「たんぽぽ畑を飛んでいる1匹の蝶と2匹の蛾」のそれだった

 

声をかける気なんてさらさらないのだが、もし声をかけるとしたらどういう話題で行こうかと煙草を吸いながら考え、「やっぱauユーザーなんすか?」という当たり障りのない台詞で行こうと思ったとき、2匹の蛾がたんぽぽ畑を離れて行った

2人ともドアを「バタン!」と閉めるタイプでもう救いようがない、せめてドアくらい静かに閉めろ

 

声をかける気なんてさらさらないのだが、もし声をかけるなら今だなというタイミングで蝶もたんぽぽ畑を離れて行く

 

こいつもドアを「バタン!」と閉めるタイプの奴だった

残された私は2本目の煙草に火を点け「COOLだね」と呟き、声をかけときゃよかったなと少し後悔した

第66回 「焼肉の口」

先日、ふと「焼肉の口」になった

 

ときどき、自分が今日「何を食べればいいか」分からなくなるときがある

「いや、別に食べたいもん食べりゃあいいじゃない」とあなたは言うが、私はその「食べたいもん」が分からない、ていうか「食べたいもん」がない

こういうとき、「誰かがそばにいればいいなあ」と思う

ご飯を作ってくれる彼女がいれば作ってくれたものを食べるし、作ってくれない女を捕まえたとしても「あれが食べたい、これが食べたい」って言ってくれると思うから、非常に楽

 

そのくらい、私は「食」に対して興味がない

 

そんな私がふと「焼肉の口」になったもんだから、これは「焼肉を食わな!」と駈け出して近所のスーパーへ行った

「あれとこれとを100gずつ」とイメージしてスーパーに行ったのだが、まず100g単位でお肉なんかそうそう置いてない、まして焼肉で食べる肉なんてなおさら

 

カルビもバラも豚トロもタンも、だいたい300gくらいから売っていた

「独り焼肉」に対しての世間の風当たりはまだまだ強いんだなあとしみじみ思う、こんなに食べたら「独り焼肉独りゲロ」だ、ゲロったときは絶対に誰かに背中をさすってもらいたい、独りゲロの情けなさで追いゲロしてしまう

 

口はもう「焼肉の口」だったので、とりあえず100gくらいから置いてあった鶏の胸肉とウインナーをカゴに入れてしばらく店内をぷらつき、もう一度冷静になってカゴを見たら「このチョイスは焼肉ではなかった」

せめてもも肉だろ、そっと胸肉とウインナーを棚に戻す

パッサパサの胸肉をほおばり、パリッとしないタイプのウインナーにかじりつきながら、これを「独り焼肉だ!」と言い聞かせる自分の画は、まさに日本の妖怪のそれだ、とても見ていられない

 

結局「独り焼肉」は諦めウイスキーのボトルと炭酸水を2本買った

他のスーパーへは行かず、「もういいや」ってなってしまいウイスキーを買って「独り酒」、走り屋も息を飲む急ハンドル

ベビースターをつまみにハイボールを飲んでいたら、ちょっと前まで「焼肉の口」だったことなんて忘れていた、そもそもホントに「焼肉の口」だったのだろうか

 

そのくらい、私は「食」に対して興味がない

第65回 「2L」

外出するときは、なるべく家でアイスコーヒーを作り水筒に入れて持って行く

出先で買うのがもったいないのでそうしてるんだけど、理由を聞かれたときに「節約してるんすよ~、コンビニで買うと高いじゃないっすか~」と言うのがちょっと恥ずかしいので、1回だけ言われたことのある「水筒っていつまでも冷たいからいいですよね」をよく拝借している、多分膨大な印税が発生するくらい拝借している

 

私の水筒は350ml

この季節になるとちょっと足りない気もするけど、よっぽどのことがない限り追いドリンクはしない、何故なら追いドリンクを買わなくてもいいし、買うともったいないし

後者はおまけ程度の理由なんであしからず

 

私は2Lのペットボトルを飲んでいる人がどうも苦手だ

バイト先にいつも「2Lのアクエリアスをバキューム飲み」している女性がいて、見かけるたびに「嫁入り前の娘があらららら」と嫁入り前かどうかも分からないのに心配になってしまう

その女性はどうやら女を捨てていて、「バキューム飲み」しそうな感じはある

ペットボトルの液体を迎え入れるのではなく自ら吸いにいっている、だから「バキューム飲み」、「ラッパ飲み」の上

あと最近は「500mlのペットボトル4本も飲んでのかこいつ」と思うようにもなった、アクエリアス溺れないのか

 

確かに経済的に考えると2Lのペットボトルを買った方がいいことは明らか、ただ私は人前で2Lのペットボトルを飲むことの恥ずかしさにはどうも耐えられない

人前で2Lを飲んでたら絶対に目が留まる、「こいつめっちゃ飲むじゃん」なんてボソッと言われた日には、こっ恥ずかしくて飲んだ水分が即座に汗になって体から噴出される

これでは2Lを飲んでても意味がない

 

あるとき、このことを人に話したら「俺は重いから2Lは持ち歩かない」という答えが返ってきて、「てかまずそっちの方が先に頭に思い浮かぶか」とひどく落ち込んだ

「2L何か飲んでて人からどう思われると思う~?」なんて言ってる場合じゃない

 

同じ考えのやつはいないかと、すぐにtwitterで検索した

ただ、多分マイノリティであろう自分に「いいね」を押したことは言うまでもない

第64回 「君の名は。」

昨日は朝から大雨だったが、それでも外に出ないといけない用事があった

歩いて行っても、傘を差して自転車に乗っても多分濡れ具合は同じになると踏んだので、安全な方の徒歩で駅まで行くことにした

 

私が持っている靴には1軍と2軍があって、1軍はよそ行き用、2軍はよそ行かない用になっている

全部で4足、1軍と2軍2足ずつ、上からA+、A、C、C-といった感じ

2軍は2足ともちょっとくたびれていてかかとの部分が破けている、雨の日に履くとガンガン水が入ってきて、結果裸足でいるより辛い

極力1軍の靴は汚したくないので2軍から選出したかったのだが、2軍を履くなら裸足で行った方がいいので、Aの靴を履くことにした、多分今日でB+になってしまう

 

駅まで向かう途中、右足に異変を感じた

つま先の方がちょっと濡れてきているような感じ、ただ今までにも「濡れていると思ったら濡れてなかった」という靴からのしょうもないチョケに何回か遭ったことがある

今回もそれだと思った

急いで駐車場に移動し、靴を脱いで確認したらしっかりと甲の辺りまで濡れていて、思わず「甲の辺りまで濡れてるんかい」と言ってしまった

 

思っていたより濡れていた、あとAの靴のつま先がどうやら破けていて、Aではなく実際はB-だったから、結局Aの靴はC+になった

思っていたよりランクダウンした

 

夜はバイトだった

今日は雨だし暇だろうから多分早上がりになるし、そしたら「あのはな」の劇場版のDVD借りておうちで観~よぉっと、と出勤した瞬間からそう思っていた

案の定暇で、このままいったら早上がりになる1時間くらい前からは、「お客さん、今日はちょっと遠慮してください」と頭の中だから許されるセリフがずっと浮かんでいて、お店の前を人が通るたびに「いらっしゃるな」とドキドキしていた

店長ごめんなさい

 

結局無事に早上がりになった

急いで隣町のTUTAYAに行って「あのはな」のDVDを手に取り、今日は夜更かしできるからもう1,2枚何か、と探していたら「君の名は。」を見つけた、最新作だった

恥ずかしい話、最新作のDVDを借りたことがない

映画を作っている人からしたら失礼になってしまうと思うけれど、旧作になるまで待ってしまう、たかが何百円かの違いなのに

しかし「君の名は。」は迷った、初めてラブホテルに行ったときのように何回も「君の名は。」の前を行ったり来たりし、借りるはずもない洋ホラーの棚からDVDを出したり戻したりした

 

君の名は。」には勝てなかった

初めて最新作で借りたDVDは「君の名は。」になった、ちなみに初めて買ったCDは林原めぐみの「iravati」というアルバム、しかも中古

絶対に伝わらないから、人にはドリカムの「大阪LOVER」と言っている、何回か言ってから気づいたのだけど、こっちもこっちであまり伝わらない

 

迷い過ぎて、気づいたら30分くらい経っていた

しかもこの後「当日」にするか「1泊2日」にするかで迷うのは目に見えている

急いでレジに向かいカードを出すと、「当店を3ヶ月以上ご利用なさっておられないので」と今度は本人確認の時間が始まってしまった

住所だの電話番号だの、そんなことしている時間は無い、私は早く「君の名は。」が観たいのだ、おい店員、君の名は何だ、高橋か、おい高橋、全然お店に行かなくてごめんなさい

 

近くのスーパーで少しばかりのお酒を買い、飲みながらまずは「あのはな」を観る

こないだ観たばかりなのに、初めて観たときよりも泣いていて、何やってんだよと思った

そしていよいよ「君の名は。

「ああ、こんな始まりなのね」と思いつつ、目が覚めたら終わっていた

 

今日以上に「1泊2日にしておいてよかった」と思う日は、もう二度と訪れないと思う

第63回 「あのはな」

今日も朝からバイトだった

ここ何年も朝からバイトのある日は6時半に起床するので、自然と「朝起きれるタイプの人間」になっている

だから周りには「若いのに凄いね」と言われ、「まあ、若いけど大人ですからね」と大人みたいな返しをする自分にちょっと酔っている

 

昨日はちょっと夜更かしをしてしまい、あんまり寝られなかった

そういうときも一度6時半に起きるんだけど、「気づいたら二度寝してしまった」、なんてことがたまにある

今日も完全に目が覚めたとき、携帯の画面は6時57分だった

歯を磨き、ベルトをせずにズボンを履き、いつもは水筒にドリンクを入れて持って行くんだけど今日は諦めて、バイト先へ向かう

間に合う、バイト先でしぶしぶドリンクを買う、こういう何とか間に合ったパターンのときも、「いや、何かもう自然と起きれるんですよ」とか言う

ベルトをしてない、いつもは水筒なのにペットボトル、髭を剃ってないときがある、この伏線たちが回収される日はしばらく来ない

 

16時前にバイトが終わった

帰って来て、録画してあった「あの花」を一気に観た、ちなみに「あの花」じゃなくて正式には「あのはな」らしい、観終わってすぐに見たまとめサイトにそう書いてあった

タイトルを斜め読みするとどうたらこうたらって書いてあって、「感動する上にそういう隠しコマンドみたいのもあるんかい」とさらに感動した、もう立ってない鳥肌はこの時点で無い

 

たまたま番組表を観てたら見つけたんで、名前は知ってたから何となく録画しておいた

ここのところ、ポケモンの映画やら新海誠の映画やらアニメを観ることが多く、観ながらよく体が熱くなる

特に今深夜で再放送しているポケモンを観たときは酷かった

「私、今泣きそうになってんじゃん」と客観的に自分を見たらめちゃくちゃドン引きしたんだけど、そんなことはお構いなしに涙が流れた

生まれて初めて「グスングスン」って言ったし、自分では見えなかったけど、流した涙はとてつもなく綺麗だったと思う、飲み水にするならろ過する必要はないくらい

 

「あのはな」はヤバかった

最終話、良いタイミングで主題歌をぶっこんできて、それと同時に体が熱くなってくる

「いいお話だなあ」って思い始めてからは早かった、あっという間に終わってしまい、気づけばベランダで煙草を吸いながらまとめサイトを見ていた

「私もそこイイと思った~」とちょっと答え合わせみたいなことをしつつ、独りで何やってんだよとも思った

誰かと「あのはな」について喋りたいし、何なら今すぐにでも誰かと一緒にもう一度第1話から見返したい、「あのはなを観る会」というグループラインすら作りたい気分

聖地巡礼の準備はできている、ただまだ1回しか観てないから何が聖地なのかは分からない

 

それくらい心に響いたアニメだった、そりゃ話題にもなるわ

何でブームの波に乗れなかったのかと、当時の自分を踏んづけてやりたい

 

何かもうそっち系の脳みそになってて、「そっち系」っていうのが上手に言い表せられないんだけど、今「君の名は。」がめちゃくちゃ観たくなってる私の脳みそって、正解ですよね?

第62回 「伝えたいこと」

今日はバイトも用事もなかったんで、ずっと家に引きこもってました

昼過ぎ辺りから「ああ、あと12時間で休み終るわ」「あと9時間で休み終るわ」「あと6時間で……」の繰り返し、何のカウントダウンなんだよ

午後3時くらいにはもう「明日バイト行きたくねえ」って言ってました、心のフライングがまあ凄い、失格レベル

 

そんな今日は録画してあった新海誠の映画を観てました

雲のむこう、約束の場所」と「言の葉の庭」、「言の葉の庭」は3回くらい観ました、「雲のむこうー」は初めて観たんですが多分タイトルが一生覚えられないやつ、ずっと「空のむこうー」とか言ってます

検索エンジンに「雲のむこうでは?」と何回も訂正させられました

 

内容とはあんまり関係ないんですけど、こういう学生が出てくる映画を観ると、いかに自分の学生時代がクソだったかっていうのを改めて思わされますね

先生に恋してみたりとか、学校サボってゲーセン行ったりとか、校門の前であの子を待ち伏せしたりとか、私もやっとけばよかったなあと後悔の連続です

何が悲しいってもう一生できないことばかりなんですよ、先生に恋するとか、もうそういうお店に行くしかないじゃないですか

行ったとて先生は先生じゃないし、自分は生徒じゃないし、お金払うし、二人とも多分すぐ素っ裸になると思うし、そういうことじゃないのよ本当にやりたいことは

 

高校のときに一度だけサボったことがあります

「担任が出なけりゃイケんだよ」と暗示をかけて、ドキドキしながら学校に電話しました

案外すんなりイケるんですよ、今思えば学校なんてもっとサボれました

ちなみにその日は家でずっとテレビ観て過ごしました、夏休み感の全くない「ごきげんよう」はレアでしたが、超もったい過ごし方、ああもったいねえ

 

こればっかりは「運がなかった」と思うようにしてます

学生時代にこの「学生であるときにしかできないこと」に気付いた人間は運がいいです、そんでそういう人間はその先もずっと運がいいような気がしませんか

あなたの周りにも当てはまる人間、結構いると思うんです

神様ってホントに意地悪じゃない?

 

しかも運がなかった人間は「あのときああすれば」ってタラレバが一生付きまとうし

もう何重苦なんだよ、笑っちまうよ

 

愚痴っぽくなっちゃいましたが、まだこのことに気付いてない学生に教えてあげたい

学校は結構簡単にサボれる、あと先生は好きになっとけ、絶対プラスになるから、絶対人生にプラスになるから、先生は好きになっとけ