白塗りの裏側

ヴィジュアル系バンドのボーカルと嘘をついて、平成29年4月26日まで嘘を書いてました

第3回 「妖精」

この1ヶ月で妖精を2回も目撃しました、しかも同じ妖精を

 

妖精を生で見かけるってあんまりないですよね

YouTubeなんかには「妖精が電車内で奇声をあげた結果wwwww」みたいな感じで上がってますが、実際生で見てみると迫力と緊張感が違います

 

1回目は交差点で信号待ちをしていたとき

赤なんだけど、渡ろうとしてきた自転車と妖精がバッティングし、避けようとした自転車に乗っていたおばさんの腕を妖精が掴み、「赤だろ、赤だろ」と目力だけで訴えていた

 

2分くらい

短いように思えますが、妖精と対峙してるときの2分って2日くらいに感じると思いますよ

これ以上妖精がフワフワと周りを飛び続けようものなら、さすがの私も捕まえちゃおうと思いました

 

2回目は電車

つり革に全体重を乗せてぶらんぶらんしていた妖精は、自分から乗客に当たりにいってるにも関わらず、当たった人間を睨み倒す

 

しまいにゃ関係のないおじさんにまで「何見てんだジジイ!!!」とホントの妖精にはまるで出せないような大声で叫びだす始末

 

たまんないね

もしかしたら私にも飛び火があるかもしれないんだけど、この緊張感はとてもたまらない

目と目が合わないように、見る

ただ、見る

 

ほとんどの妖精は、顔が浅黒い

ピンク色をしていたら、それはホントの妖精かもしれないですね